雨の七夕の翌朝、散歩中に瀕死の仔猫をみつけました。
最初に1匹、そして3メートル先にもう1匹、またその先に1匹。
最初の1匹は生きていましたが、あとの2匹は動きません。
散歩中だったので、まだ息のある1匹を連れて家にもどりました。
マッサージをしたり温かいタオルを何度も交換して体をあたため、
診療時間を待っておとうさんが病院へ連れて行きました。
ほっとする間もなく、2匹の亡骸をそのままにはしておけないと思い、
車で仔猫がいた広場に向かいました。
濡れた芝生の広場の真ん中に小さなかたまりが見えました。
すでに体は硬くなっていました。
今朝方まで降り続いた雨。
怒りと悔しさがこみ上げました。
あれ?もう一匹は・・・
数メートル離れた場所にいた一匹がいません。
誰かが気づいて他の場所に移動したんだろうか・・?
とりあえず仔猫の亡骸をタオルに包み、用意した箱に寝かせました。
このまま車を出そうか迷いましたが胸騒ぎがして、
もう一度仔猫たちがいた芝の上に戻りました。
やっぱり、いない・・・と、あたりを見回したそのとき、
少し離れた植え込みの手前に、かすかに動くものが・・・
生きてるーーーーーっ!!!
生きていたんです!!!
体が冷え切って小刻みに震える仔猫・・・
Tシャツの中に入れて体温であたためながら車を飛ばしました。
8日の日記の箱の中は、この仔たちです。生後3~4週間ぐらい。
2匹とも女の子。
最初に保護した仔に 「こなつ」、
次に保護した仔には 「ひまわり」
と名付けました。
こなつは順調に回復していますが、
ひまわりは軽い肺炎を起こしているため、抗生剤を飲ませています。
こなつは病院でごはんを食べたそうですが、ひまわりは全くうけつけませんでした。
でもやっと・・・今朝3時半ごろ、フードを少し食べてくれました。
まだまだ心配なことはありますが、
少しずつ良い方向に向っていると信じます。
とりあえず今日はここまで